プロテインが筋肉になる仕組みってどうなっているの?
プロテインを飲んでから筋肉になるまでどのようになっているのか。
はじめに体内に入ったプロテインの主成分であるたんぱく質は胃でアミノ酸に分解されます。
分解されたら腸に運ばれそこでアミノ酸が吸収され、血液によって体中の必要とされているところ(今回は筋肉)に運ばれます。
筋肉に届いたアミノ酸がそこで合成されて筋肉として作られることになります。
たんぱく質って食品からでも摂れるよね?
プロテインの主成分はたんぱく質であり、確かに食品からでも普通に摂ることはできます。
それなのになぜわざわざプロテインを使っているのだろうかと思うかもしれません。
しかしそれには食事ではダメなちゃんとした理由があるのです。
なぜ食品ではなくプロテインが必要なのか?
たんぱく質の摂取を食品からではなくプロテインをから行う理由は、食品でたんぱく質を摂取しようとすると脂肪や糖質といった余計なものまで取ることになってしまうからです。
例えば、筋肉を付けたいから肉を食べようとすると確かにたんぱく質をとることはできますが同時に脂肪を必要以上に摂ってしまうことになります。
筋肉を付けようとトレーニングをしている人にとっては余計な脂質・糖質は取りたくないものです。
プロテインにはこのような余計なものは極力少なくされています。
さらに食品から摂るたんぱく質は吸収に時間がかかってしまいますがプロテインのたんぱく質は体内に吸収しやすいように作られています。
トレーニング後などすぐにたんぱく質が必要となるときに即座にプロテインを飲んでたんぱく質を吸収することができます。
このようにプロテインは筋肉を付けるために必要なたんぱく質を食品よりも多く早く摂ることができ、脂質・糖質を過剰に摂ってしまわないようにすることができます。
ダイエットしている人にもプロテインが必要な理由は?
ダイエットをしている人にもプロテインが必要な理由はカロリーが少ないことです。
ダイエットというと食事制限を多少なりともしている人が多いと思いますが、それでは必要な栄養素が不足するという自体が起こってしまうことがあります。
特にたんぱく質が不足してしまうと筋肉が衰えてしまいそれにより基礎代謝が悪くなり痩せにくい体になってしまいます。
ダイエットのためには筋肉はなるべく落とさないようにしなければなりません。しかし食品からたんぱく質を摂ろうとするとやはり上記のように脂質・糖質を過剰に摂ってしまうことになってしまいます。
私たちの体の6割が水分でできておりその次に多いのがたんぱく質です。
たんぱく質は筋肉以外にも髪や爪の構成にも使われます。
そのたんぱく質を不足することなく摂取しつつカロリー・糖質・脂質を過剰に摂り過ぎないようにするためにはプロテインが必要なのです。
