動物性と植物性で何が違うのか
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質のすぐにわかる違いは名前から予想がつくと思いますが、動物から取れるものか植物から取れるものかという違いです。
これ以外としては含まれている栄養成分や含有量が違うことで、植物性だから同じ栄養成分でも体に良いなどということはありません。
どちらのたんぱく質が体に良いのか
一概にはどちらが体に良いとは言えません。
動物性にも植物性にもよい面があります。
たんぱく質とはアミノ酸の集合体であり、どちらも同じ「たんぱく質」という名前がついていますが動物性の場合は植物性にはないアミノ酸が含まれていたり、植物性に含まれているアミノ酸でも動物性のほう含有量が多いといったことが挙げられます。
植物性たんぱく質は動物性に比べるとアミノ酸の含有量としては少し劣る感じがしますが動物性との違いは脂肪分が少ないことです。
どちらを多く摂るのがよいか
これもまたどちらを多く摂るのが良いとは言えません。
むしろ両方のたんぱく質をバランスよく摂るのがよいでしょう。
動物性たんぱく質ばかり摂っていてはアミノ酸を多く取ることはできますが脂肪も必要以上に多くとることになってしまいます。
逆に植物性たんぱく質ばかり摂っていては、脂肪分を抑えることができますが栄養面でどうしても不足するアミノ酸がでてしまい、せっかくとったたんぱく質も体内で使われにくくなってしまいます。
ただし植物性たんぱく質と動物性たんぱく質と一緒に摂るなどの方法で植物性だけでは不足してしまう分を補うことにより体内で使われやすくなります。
動物性(植物性)たんぱく質ならどの食品でも栄養は同じ?
牛肉、イカ、エビ、これらはどれも動物性たんぱく質を摂ることができますが、それぞれアミノ酸の含有量が異なります。
私たちは体内で作ることができない必須アミノ酸を呼ばれるアミノ酸を食品から補給しなければなりません。
その必須アミノ酸をバランスよく含んでいるかどうかという評価基準があり、アミノ酸スコアと呼ばれています。
この評価基準はFAO(国際連合食料農業機関)とWHO(世界保健機関)が発表しています。
食品に必須アミノ酸がバランスよく全て含まれている場合は100点となっており、動物性食品で具体例を挙げると牛肉・豚肉・鶏肉・卵・牛乳が100点となります。
えびやイカは全ての必須アミノ酸を含んでいるわけではないので100点にはなりません。
植物性食品では大豆86点、豆腐82点、精白米65点となっており、動物性と比べるとアミノ酸スコアは少なく植物性たんぱく質には含まれていないアミノ酸があるということになります。
つまり、動物性たんぱく質で必須アミノ酸を摂取しつつ植物性たんぱく質も摂ることで脂肪の取りすぎにならないようにすることが大切です。










